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Serpent noir / Serpent à plumes

セルパン・ノワール
 〔1998 - 2006?〕

セルパンタ・プリュム社 (パリ)
     コンテンポラリー・フレンチ・ノワール

【概説】
1999年から2003年にかけ、出版する作品がことごとく傑作、秀作という奇跡を演出していたのが叢書セルパン・ノワール。一時期のリヴァージュ・ノワールに匹敵する好調ぶりです。同社でグラフィック・デザインを担当していたタニア・カプロンが中心となり、英米系の若手作家(ステラ・ダフィ、スパークル・ヘイター)や仏語圏の新人作家(ティロ、ミュラテ、ルー、シュヴィラール)を次々発掘していきます。   
経営が芳しくない。噂は以前から漂っていました。04年に出版社が他社に売却され、それを引き金として重要作家の大半が離脱してしまいます。 
05年以降もフォーマットを変えながら継続を試みるのですが、監修者カプロンが「解雇された」状況で精彩を欠き、当初あれほど声援を送っていた愛好家からも忘れられていきます。 

【諸データ】
【1988年】
ピエール・アスティエが短編小説専門の文学誌「セルパンタ・プリュム」を創刊。 
 
【1993年4月】
アスティエは正式な出版社を立ち上げます。雑誌最初の4号分を再録する形で単行本の出版を行っています。 
【1998年1月】
犯罪小説叢書のセルパン・ノワール創設。専門誌(『リーヴル・エブド』誌282号)に監修者タニア・カプロンによる叢書の説明が掲載されました。
【1998年3月】
セルパン・ノワール第1弾となる三冊(フィリップ・ティロ、ステラ・ダフィ、アンソニー・フルウィン)の発表。 
【1999年】
元弁護士のニコラ・フィリップがセルパンタ社の筆頭株主となる。
【1999年末】
単行本サイズだったフォーマットが大きくなり価格も5割増(59フランから89フラン)に値上げされています。 
【1999年9月】
フランソワ・ミュラテ著『赤足』の発表。セルパン・ノワールの作品として初めて文学賞(SNCFポラール新人賞)を獲得。 
【2003年初頭】
クリスティアン・ルーの処女作『強奪』発表。この作品でセルパンタ・プリュム社はインディ出版社に送られるサン・カンタン市都市のポラール賞を獲得。 
【2003年】
監修者タニア・カプロンが解雇される。「タニア・カプロン監修」の表記が「タニア・カプロン創設」に変更(04年以降の作品ではその表記も削除されています)。クリスティアン・ルーがインタビューで激怒していました。 
【2004年1月中旬】
ニコラ・フィリップが30万ユーロでセルパンタ社売却を決定。この決定に反対する運動が始まり、1400名の署名が集まっています 
【2004年3月1日】
セルパンタ社正式な引渡しとなったこの日、ロシェ社担当者6〜7名がセルパンタ社にやってきてパソコン機材と書類を運び出しています。かなり乱暴な作業だったようで非難の声が多く上がっていました。 
【2004年6月16日】
セルパンタ社で翻訳作品が出版されていたノーム・チョムスキーを筆頭とし、17名の作家連名による記事「作家は商品ではない」がル・モンド紙に掲載されます。「ロシェ社での自作出版は拒否します」という強い論調でした。 
【2004年】
ロシェ社傘下でのセルパン・ノワール第1弾が発表される。装丁と出版社のロゴが変更され、初期とは完全に別叢書に変わっています。 

【作品 (仏語オリジナル作品のみ)】
『多重婚』
ボイラ著
『ヘモグロビン・ブルース』
フィリップ・ティロ著
『深紅への帰還』
マルク・ヴィラール著
La Polyandre
/ Boyla
[1998]
Hémoglobine Blues
/ Phillipe Thirault
[1998]
Retour au Magenta
/ Marc Villard
[1998]

『コートソン・ケイヴの蛙』
フレデリック・ゴドフロワ著
 『愚か者よ永遠に』
フィリップ・ティロ著
『ヤーバ終着駅』
アシル=F・ヌゴイ著
Les Crapules de
Courtson Cave
 / Frédéric Godefroy
[1998]
Heureux les imbeciles
/ Phillipe Thirault
[1998]
Yaba Terminus
/ Achille F. Ngoye
[1999]

『愚者ナンバー2』
フレデリック・ウダエル著
『ファティマと牛鼻男たち』
アルマン・ジュリア著
 『スピードウェイ』
フィリップ・ティロ著
L'Idiot No2
/ Frédérick Houdaer
[1999]
 Fatima et les nez-de-boeufs
/ Armand Julia
[1999]
Speedway
/ Phillipe Thirault
[1999]

 『赤足』
フランソワ・ミュラテ著
 『究極楽園』
ジーナ著
  『バッド・ライトモチーフ』
ティエリ・シュヴィラール著
 Le Pied-rouge
/ François Muratet
[1999]
Définitif Paradis
/ Gina
[1999]
The Bad Leitmotiv
/ Thierry Chevillard
[2000]

『彼岸行き』
アルマン・ジュリア著
『死んだ後にも寝取られて』
ボイラ著
『ドロレス・エスクード』
ティエリー・シュヴィラール著
Ad patres
/ Armand Julia
[2000]
 Les Cocus posthumes
/ Boyla
[2001]
Dolores Escudo
/ Thierry Chevillard
[2001]

『機械を止めて』
フランソワ・ミュラテ著
『ビッグ・バレ』
アシル=F・ヌゴイ
 『強奪』
クリスティアン・ルー著
Stoppez les machines!
/ François Muratet
[2001]
Big Balé
/ Achille F. Ngoye
[2001]
Braquages
/ Christian Roux
[2002]

  『殺戮は厳密科学である』
  - アラサン・
フィンゲルヴェイグ著
 『鼠の乱』
フランソワ・ミュラテ著
  『物置』
クリスティアン・ルー著
La Boucherie est une science exacte
 / Allassan Fingerweig
[2002]
Révolte des rats
/ François Muratet
[2003]
 Placards
/ Christian Roux
[2003]

『ヒキガエル・コネクション』
フレデリック・ゴドフロワ著
 『ソトマイヤー事件』
ティエリー・テュボール著
  『街の殉教者』
ティエリー・ガティネ著
Crapules connection
/ Frédéric Godefroy
[2003]
 L'Affaire Sotomayor
/ Thierry Tuborg
[2005]
 Le Martyr de la cité
/ Thierry Gatinet
[2005]

『死、って言いたいの』
マティウ・ブレジ著
 『地獄に落ちろ』
ミシェル・レイディエ著
『痕跡』
フランソワ・ブレ著
La mort, je veux dire
/ Mathieu Belezi
[2005]
Aux diables ! : Des
hommes qui pleurent
 / Michel Leydier
[2005]
 Traces
/ François Boulay
[2006]

 

【最終更新】 2009-06-10
Photo : "Voici le temps des assassins" / Julien Duvivier, 1955
] Noirs [ - フランスのもう一つの文学 by Luj, 2008 - 2010