Noire de Pau / Atelier In8

ポーの黒
 〔2005 - 〕

アトリエ・イン8社 (ポー)
     地方主義、グラフィック

【概説】
ポー市郊外に拠点を置く地方出版社イン8が開始した犯罪小説コレクション。2005年、同市で活動しているロマン・ノワール愛好家団体「ポーの黒」に叢書監修を委託、旧セリ・ノワール作家やバレンヌ系作家に門戸を開いていきます。  

【諸データ】
【1999年】
オリヴィエ・ボワ(Olivier Bois)、ジョゼ・ゲリル(Josée Guellil)らを中心とし、グラフィック系の出版社としてアトリエ・イン8がスタートする。出版社の第一弾となったのは『ランド地方の家』(ベルナール・マンシエ著)でした 
 
【2005年】
ポー市で活動を続けている愛好家団体「ポーの黒」に監修を委託する形でノワール叢書をスタート。この後、年1冊の緩やかなペースで出版を続けていきます。 
【2008年】
ポー市で開催されたジャズ・フェスティヴァルに連動する形で短編競作集『ジャズ・カルテット』を発表。作品自体は短編専門の別叢書「隣の扉」で出されたものですが、執筆参加メンバーにマルク・ヴィラールとエマニュエル・ユリアンが含まれています。

【作品】
 『タンゴ・パラノ』
エルヴェ・ルコール著
『不在者通り』
ムルド・アクーシュ著
『河口に死は流れ着き』
フィリップ・クグラン著
 Tango parano
/ Hervé Le Corre
[2005]
Rue des absents
/ Mouloud Akkouche
[2006]
  Mortel estuaire
/ Philippe Cougrand
[2007]

『人影にて』
ラリー・ワルケル著
『忘却を逆手に』
フィリップ・モッタ著
 
 
A l'ombre des humains
/ Lalie Walker
[2008]
Servir l'oubli
/ Philippe Motta
[2008]
  

 

【最終更新】 2009-06-10
Photo : "Voici le temps des assassins" / Julien Duvivier, 1955
] Noirs [ - フランスのもう一つの文学 by Luj, 2008 - 2010

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